本来の校正にはメンテナンスの概念が含まれておりません。校正とは『試験機の精度を確認すること』で、校正を依頼すれば多くは、この精度確認のみの作業となります。理研精密の校正は、そのメンテナンスも含めて実施いたします。
校正用検査機器による測定値がずれている場合、調整をしてより測定精度が上がるようにいたします。
試験機の動きが良好でない場合や、測定結果が許容値からはずれている場合などがありましたら、
原因を調べて、現地で直せる範囲であれば校正内容に含め作業いたします。
理研精密の校正規格
ロックウェル硬度計 | JIS B 7726 / ASTM E18 |
マイクロビッカーズ硬度計 | JIS B 7725 / ASTM E384 |
ビッカーズ硬度計 | JIS B 7725 / ASTM E384 |
ブリネル硬度計 | JIS B 7724 / ASTM E10 |
ショア硬度計 | JIS B 7727 |
定期校正のすすめ
校正を長い期間されてない試験機で測定すると、測定値の信頼性が低くなります。メンテナンスをしていなければ不具合なども生じます。 定期的に校正(メンテナンス)をおこなうことで、このような不具合が発生する前に未然に防ぐことが可能となりますので、理研精密では定期的な校正(メンテナンス)をおすすめしています。定期校正の周期は2年や3年に1度のお客様もいますが、その間に不具合が発生することや、修理が必要になる可能性もあります。測定精度を保ち、試験機を長く使用していくためにも弊社では年に1度の校正をおすすめいたします。